韓国語教室なら金敬善韓国語学院 ｜大阪｜
金敬善韓国語学院ではとにかく韓国語を楽しく勉強できる教室を目指しています！
第２０回目の課外授業は、韓国の伝統菓子「韓菓つくり料室」です。 今回の講師も、前回宮廷料理の九節板を教わった高杏子先生です。
高杏子先生は、毎回韓国料理の基本である五味五色と健康との関係を繰り返し説明されます。この日は韓国と日本の料理法の違いなどの説明をききました。
なつめ、ゆず、松の実など、今回挑戦するお菓子の材料です。最近は鶴橋周辺だけでなく、普通のスーパーでも手に入るとおっしゃっていました。
例によって完全武装の学院の迷シェフ・オルシン。 エプロンの色はちがうけど、ちょっとアンパンマンに出てくるジャムおじさんに似ていませんか？
レシピとにらめっこするＡグループの面々。今回のレシピは日本語だったので助かった〜
今回は、関西ソウル親善協会との提携で開校したナンバ教室の生徒さんたちも初参加です。
まず、「元宵餅」つくりから順を追って紹介。 切れない包丁で、なつめの皮をむいている手は誰のかな？
「元宵餅」のタネつくりは、とにかく細かく細かくきざみます。 この作業は会場備え付けの切れない包丁を、いかに使いこなすかにかかっているのです。
「元宵餅」の汁に浮かべる餅自体が小さなものなので、 ３色の餅のネタになる、なつめもゆずも、ひたすら細かく刻みます。
韓国料理の権威としては、むずかしい仕事は弟子にまかせるのです。 オルシンシェフは、絶対に失敗しない「しょうがおろし係り」を担当するのです。
ミサコシはやることがていねいです。ひとつひとつスプーンで量を確かめながら、タネつくりにいそしんでいました。
これは、どのグループのお皿かな？大きさがバラバラやがな…
これでは王様のデザートには出せんなぁ。 正解は一番上の大きさです。
童心にかえってママゴトのつもりかしら…。「学院のパティシェ」の称号を持つ？菓子作り名人のヨシミシも、ちょっと勝手がちがうかな？
これがタネをくるむ餅です。 大きさがバラバラなのは、ちょっとご愛嬌と言うことで…
タネはこう言うふうに包むのですよ… やさしく教えてくれる高杏子先生。私って、こういう細かなことがいちばん得意なんです、と答えるトモコシ。
お餅の生地に、先ほどから意地になって細かく刻んだ餅のタネを包みます。小さく仕上げるので、細やかな指先の仕事なんです。
出来上がり〜
こんな小さな３種類のお餅を、たくさんたくさん作ります。
細かな指先の仕事に、ミネコシは完全無口状態。ひたすらお餅つくりに没入しています。
でも、どうです？
大きさはそろっていなくても、こうして器に入れてしまえばきれいに見えるでしょ。
何をやっても楽しむこと優先のカヨコシとミネコシ。
天真爛漫で〜す、悩みなんかありませ〜ん♥
この日は参加できなかった木曜ムツミシが、手作りのエプロンを提供してくれました。アップリケで書かれた??や、「ＭＵＴＳＵＭＩ印」のタグもついた本格仕上げです。
こちらは「梅雀菓」つくりのグループ。２種類の粉をあわせたものに、紫イモやクチナシで３色の生地をつくります。
久しぶりにマミコシも参加です。
普段は、まわりに一流シェフが何人もいて「私は食べるの専門」なので、今日はちょっと腕を磨いて帰ります。
手よりおクチが良く動くヤナギシとツヤコシ。この日も手仕事の３倍もおしゃべりしていました。
この生地つくりが実は大変！
ムラなく色がつくように、少なめの水でしっかり練りこまなければならないので、力＆根気のいる作業でした。
汗をかきながら仕上げた生地がこれ。ていねいに練りこまれて、きれいに出来ました。
出来上がった生地を、麺棒で均一に伸ばします。生地を延ばすマミコシの横で、型抜きをするトモコシ。
うすく伸ばした生地を型抜きするのですが、オルシンの手がおおきくて型が隠れてしまっています。
正しくはこんな感じです。
真ん中に切れ込みが入っているので、コンニャクの要領で、くるっとねじりこんで出来上がり。
こうして３種類のお煎餅？の元ができました。
残った生地でネコちゃんを作ったのはカヨコシです。
できたお煎餅は、１３０度の油で揚げるのですが、普段使わない温度なので、この調整がまた難しいのです。
先生〜、油の温度がわかりませ〜ン！あちこちから声があがって、高杏子先生も大忙し。
余裕のトミオカシとアズマシ。
遊んでいる間に油の温度が上がりすぎて焦げていると思います。
ゆるく素揚げしたお煎餅に、はちみつをまぶします。
カヨコシのネコちゃんもハチミツのお風呂に入りました。
１枚１枚ていねいにハチミツをまぶすグループがあると思えば…
ケチケチせんと、ドバっとハチミツかけたらええねん…、と言う大胆なグループもあります。
いくつもの細かい作業を経て、ようやく「元宵餅」と「梅雀菓」が出来上がりました。
さて、待ちに待った試食会のはじまりです。アキコシの顔が隠れてしまいました、ゴメンナサイ
こちらも満足そうな顔がならびました。ネコちゃんは家に連れて帰るまえに、カヨコシの胃袋におさまったそうです。
ナンバ教室の生徒さんも交えたこのグループも無事ゴールにたどりつきました。
キョンソン先生と高杏子先生を囲んで記念写真。
当然このあとは２次会に流れて行くのです〜